memory


「で?」

言おう。あの人たちのこと、自分の会社で住み込みすること・・・

「あのね――――――…



「えええええええええ!?」

さっきの私より、大きな声で叫ぶ
顔を赤らめて

「ってことは、その・・・男の子達のあんな面も見られるって事・・?」

「なっ!ち、違うよっ
何考えてんのさ!!!」

思わず顔が熱くなる。私も、何考えてんの・・・


「てことはー、黒瀬涼君も一緒なんだー!
なんかアノ子インパクト大だよね!私の隣の席だけどさ。
なんか、可愛いよねっ!」

可愛い・・・
男の子に可愛いって。
まあ、変じゃないか・・・

「私も、可愛いって気がする・・・
なんか、楽しそうだよね、いつも」

「うん。良かったじゃん。いい仲間で。
あと、2人だよね。
誰?」

< 45 / 55 >

この作品をシェア

pagetop