memory


「そっか・・・ありがとう!
お願いします!!
えっとですねー・・・」


注文してる間に2人がコソッと話し合う

「いつも、帰れないもんね・・・なんで大丈夫だったんだろ?」

「さぁ?でも、アレからだよね・・・・
中学の2年辺りから!」
「え・・・?そんな前だっけ??」

コホンと咳払いをして
「そうだよ・・・
覚えてないの?あれは可哀そうだったよね・・・・
1年て、長いもん。ウチらにとっては」
「だよね」


「中2の頃のアノ事件―――――・・・・・」


そう彼女が口にした時、風がいっそう強くなった


















< 5 / 55 >

この作品をシェア

pagetop