memory
下駄箱へ行き、靴を取ると、隣に京汰さんが居た。
「きょ、京汰さん!?
どうしたんですか?今日、早く帰らないと・・・」
「ああ。そうだったんですが、図書室に用があって。
本、借りてきたんです。」
そういって、本を2冊(かなり分厚い)を見せた。
難しそうな本だなぁ・・私とは大違い。
本より、漫画。だもんね
「雨、降っちゃいましたね・・・」
「ですね。
急いで走れば間に合うかな・・・・」
「え?
傘、持ってないんですか?」
「はい。
傘、壊れてまして、買おうと思ったんですけど・・・うっかり」
京汰さんでもそんな事あるんだぁ・・・
親近感沸いてきた。分からんけど。
・・・・
間。