譲りアイ
ちょっとだけ開いた窓から入る風がガクの明るい髪の毛にあたってなびく。
夕焼けの光があたってちょっと幻想的だった。
簡単に言うと、・・・かっこよかった。
「なに・・・?」
「へ?!う、ううん!こっち側の景色が飽きたからそっち側の景色見てただけだよ!///」
「ふーん。」
恥ずかしい!!今さりげなくガン見してたよ…!自分の馬鹿!!
そしてまた沈黙が続いて、旅館に着いた。
タクシー代は割り勘で払って、旅館に入る。
「やっとついた!今日は疲れたねー。」
「あぁ・・・疲れたから俺風呂はいって寝るし。」
「え?夕ご飯は?」
「今日はいらないって言っといて。」
「・・・うん。」