ナガレの騎士 ~光の竜と呪いの姫~
ローブの彼等は剣を持っており、攻撃を跳ね返してくる。
飛び上がったりしながら応戦するも、数は多かった。




「(面倒な奴らだな。技はそうでもないが、数が多い分・・・)」
「・・仕方ないだろ。
あんまり派手に暴れると、他の人にも危害が及ぶ」
「(3分じゃ終わんねーぞ)」
「・・・んじゃあ、4分?」
「(・・アホか)」



と、





カキィン!!





「!」
「遅れて申し訳ありませんでした。加勢します」
「ありがたいね。おまえは腕が経つみたいだし・・・っと!」



バキィッ!




鎌と剣が互いの敵を同時に突く。




すると背後からシュッと敵の攻撃。
彼は剣を持っている腕ごと引っ張り上げ、腹にひざ蹴りをお見舞いする。





「・・・ふぅっと・・・わ!?」
「(油断してんじゃねーよ!)」
「してないっての!」





カキィン!






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