ナガレの騎士 ~光の竜と呪いの姫~
「・・・・」
しばし休憩と言わんばかりに、敵も一瞬動きを止めている。
2人は背を合わせ、ハァ・・と息を吐いた。
「彼等は何者でしょうか」
「・・さぁな。でもとりあえず、俺らを確認しにきた人達ではなさそうだ」
「・・妨害者、ですか。相手方もなかなか手の凝ったことをしますね」
「いいじゃんか。ただ言われた通りその場に向かうんじゃ、つまんないよ」
シュッ・・・!!
再び2人が走りだし、戦闘が再開される。
「シャーロットくーん。頑張りたまえー」
「・・・・・」
背後から優雅に紅茶を飲んでいる男。
それを見てシャーロットが申し訳なげに頭を下げた。
「・・旦那様は基本、争いごとに関して関わりませんので」
「・・全部一任してるってことか。別にいいけど、でも・・・」
何となく腹立つな・・。
「(・・なぁ、やっぱあのおっさん喰っていいか)」
「・・だから駄目だって」
同じ事を思ったらしいティティが後ろから歯をがちがち鳴らしていた。
しばし休憩と言わんばかりに、敵も一瞬動きを止めている。
2人は背を合わせ、ハァ・・と息を吐いた。
「彼等は何者でしょうか」
「・・さぁな。でもとりあえず、俺らを確認しにきた人達ではなさそうだ」
「・・妨害者、ですか。相手方もなかなか手の凝ったことをしますね」
「いいじゃんか。ただ言われた通りその場に向かうんじゃ、つまんないよ」
シュッ・・・!!
再び2人が走りだし、戦闘が再開される。
「シャーロットくーん。頑張りたまえー」
「・・・・・」
背後から優雅に紅茶を飲んでいる男。
それを見てシャーロットが申し訳なげに頭を下げた。
「・・旦那様は基本、争いごとに関して関わりませんので」
「・・全部一任してるってことか。別にいいけど、でも・・・」
何となく腹立つな・・。
「(・・なぁ、やっぱあのおっさん喰っていいか)」
「・・だから駄目だって」
同じ事を思ったらしいティティが後ろから歯をがちがち鳴らしていた。