運命の恋は最強暴走族とⅠ


私と大虎くんが手を繋いでいつもの部屋に戻ると

「うまく行ったんだな」
と、悠吾くん。

「…よかったな」
と、切なげな一誠くん。

「……」
黙る翔…


翔…?
どうしたの?
今にも泣きそうな顔をしている…


「翔…ちゃんとおめでとうって言え…」

「でも…一誠さん」

「いいから…」



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