ひきこもり女学生の脳内断面図
紛れもなく5年前のホワイトデーの日、私がチューしたほっぺだった。
「久しぶりだね。何年ぶりかな・・・立派になっちゃってびっくりだよ」
「そんなことないですよ、先生にはかないませんから・・・最後に駅で別れたのが17歳のときでしたから、5年ぶりですね」
「5年!そうか・・・あれからそんな経つのか。懐かしいなぁ・・・」
少しお酒がまわっているのか、先生の顔が赤い。その時のことを思い出したのかなんなのか、先生は顔をさらに赤くさせながらうなずいた。