ひきこもり女学生の脳内断面図
自宅から走って2分ほどに位置する「生鮮食品スーパー ツルハシ」。
ガラス扉を押し、昼間から明るい蛍光灯の光に、目を細める。
先日のことなどをすっかり忘れていた私は、おばさまたちでにぎわう昼間のスーパーにずかずかと乱入していった。
野菜売り場をスケートに乗っているかのごとく通過し、魚売り場にはそっぽを向く。
魚が嫌いな私にとっては、どんな魚でも天敵なのだ。
総菜売り場のマカロニサラダを横目に、お菓子売り場に目を奪われる。
ちなみに惣菜全般は嫌いな私、でもマカロニサラダだけは好きなのだ。
そうこう好みの判別をしているうちに、目的のホットケーキミックスの置いてある製菓コーナーにたどり着いた。