ダメ男依存症候群 ~俺は彼女に中毒症状~

 かっわい~い!


「んなの気にしなくても大丈夫だよ。一回全部見たんだから」

 そう言ったけど、俺はナツのために、ベッドからおりて電気を消した。


 オレンジ色の電灯だけで、部屋がぼんやりと薄暗くなる。


「あ…あの時のことは忘れて! あたしも覚えてないんだから…」

 ベッドの上のナツが体を起こしてそう言った。よくは見えないけど、どんな顔をしてるのかは大体分かる。


「無ー理。忘れらんないよ」

 俺はベッドに戻り、ナツを抱き締めて、そのまま倒れた。


「だからナツ……今日は忘れんなよ」

 そう言って、俺はナツの首筋にキスをした。


「ん……うん」

 一度肩を震わせてから、ナツは頷いた。


 俺は、ナツの首筋に顔を埋めながら、パジャマのボタンを外していく。


 弾けるように、大きなおっぱいが生で姿を現した。

 暗いけど、白くてきれいなのははっきりと分かる。


 手で触って、掴むようにして揉んだ。小さく、ナツの声が聞こえる。


「ナツ……」


 俺はスウェットの上を脱ぎ捨てて、ナツの上に重なり、キスをした。


 舌を絡めて、お互いに口の中をまさぐって……

 自然と、ナツの腕が俺の首に回って、俺達は更に密着した。


 ナツの柔らかい肌が、俺の体に擦れて気持ちいい。その中でナツの乳首だけが固くなって、俺の胸を転がってくすぐったい。


 俺はゆっくり唇を離しナツの胸に顔を埋めて、そこにたくさんキスをした。


「あ……旬……」

 ナツが甘い声で、俺の名前を呟いた。


 もう意識がぶっ飛びそうになった。


 そんな風に俺の名前を呼んでくれるってことは、俺は、ナツの特別になれたってことなのかな?

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