美加、時空を越えて
瞳は、2人に背を向け歩き始める。

島美加小声で
「なんて綺麗な人。
女優さん?
守の知り合い?」

「いや、僕もあんな綺麗な人は、生まれて初めて見た。
それにしても何か大事な事を忘れているような……」

島美加の肩に雨が一粒、ポツンと落ちる。

「……。やだ。
本当に雨が降って来た
急いで帰ろう」




島美加と守が、走り出す。
途中、光に会う。

「何、あの人?
超かっこいい」

「ほら、美加。帰るぞ」

守が、立ち止まった美加の手を引っ張る。

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