美加、時空を越えて
私、この辺は住んでいくのが辛くて引っ越したの。
守が死んでから 食欲が無くてほとんど何も食べなかったわ。
熱も1年くらい続いたかしら。
家族が心配してね。
会社も辞めて何もする気になれなかったわ。
ただ月日だけが流れていった。
でも150歳まで生きたのよ。
ただなんとなく生きていた。
世界が灰色だったわ。
150歳になった時 不老不死の薬が誰の手にも入るようになって、私はそれを飲んで今でも生きているの。
好きな年齢まで若返る事ができたから27歳に戻ったのよ。
時間は寂しさと空しさを忘れさせていったけど、罪悪感と守への思いは増す一方だったわ。
私が死ぬべきだった」
守が死んでから 食欲が無くてほとんど何も食べなかったわ。
熱も1年くらい続いたかしら。
家族が心配してね。
会社も辞めて何もする気になれなかったわ。
ただ月日だけが流れていった。
でも150歳まで生きたのよ。
ただなんとなく生きていた。
世界が灰色だったわ。
150歳になった時 不老不死の薬が誰の手にも入るようになって、私はそれを飲んで今でも生きているの。
好きな年齢まで若返る事ができたから27歳に戻ったのよ。
時間は寂しさと空しさを忘れさせていったけど、罪悪感と守への思いは増す一方だったわ。
私が死ぬべきだった」