美加、時空を越えて
島美加が、家へ帰ってくる。
玄関の扉が開いていることに気付く。

島美加「お母さん、玄関の戸、開けっ放し」

島美加が自分の部屋の戸を開ける。

美加と島美香の目が合う。
島美加「えーっ、なにこれ?
私のそっくりさんがいる?何これ?
テレビの収録か何かですか?
女優さんか、モデルさんですか?2人とも綺麗」

この世界の美加の名前は「島美加」という。
身長は、160センチ。
大きな瞳が、驚きのあまりますます大きくなる。
黒くて長いまつげが可愛らしさを引き立てる。

一方、瞳は背が175センチと高く、プラチナ色の髪はつやつやして美しい。
外を歩くと道を歩く人が振り返る。
大きな瞳はコバルトブルーで光輝いている。
日本人離れしたスタイルは、ウエストが細くくびれている。

光も185センチの長身で、背筋が伸びていて歩く姿が美しい。
スマ-トで、瞳は澄んでいてやさしげだ。
彫りの深い顔達は、上品だ。

美加 「よく聞いて頂戴。私は未来から来た貴方なの」

島美加が、驚いた顔を美加に向ける。

瞳(そんな世界がひっくり返るような話からする?) 
瞳「ごめんなさい。驚かせてしまったわね。
まず、そうね。
深呼吸しましょうか。」

4人がゆっくりとお互いを見ながら深呼吸する。

瞳「落ちついた?」

島美加「まあ、少し」

瞳「そう、よかったわ。
まずは自己紹介するわね。
私の名前は瞳。で、こっちのイケメン君。
ここまではいいかしら?」

島美加「理解できたと思います」

瞳「つまりね。
世の中には色んな事が起こるのよ。
今日あなたの会社でも色んな事が起こったわよね。」
< 80 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop