美加、時空を越えて
島美加「あっはい……。
会社でリストラが。
私、どうしようリストラされたら、リストラの対象者かもしれない。
やっと慣れたのに。
もし首になったら、又、会社探しから始めなきゃ……。
こんな不景気な時代に、私を雇ってくれるところなんてあるのかしら」

瞳「本当に大変だったわね。
でも心配いらないわ。
貴方はリストラされないから。
それにね、もし貴方がリストラされても、私にはいいコネがあるから、今の会社よりお給料も良くって、待遇もいい会社を紹介してあげることが出来るわ」

島美加「えっ、本当に?」


島美加は瞳に内緒話でもするように手招きされた。

島美加はチェアごと引き寄せられ、彼女の口元に耳を近づけた。

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