美加、時空を越えて

瞳「問題が発生しました。
貴方ではないんです。
光が、足が動けないおばあさんの足を動けるようにしました。
私はすぐに対処に向かいます。
少し時間がかかると思いますので、この場は先に帰って下さい。
運転は光がします。」

有無を言わさない強い言い方だった。

緊迫した状況が伝わってくる。

美加はここに留まりたかったが、言い出せる雰囲気ではなかった。

守と島美加に別れを告げると、光が運転する車に乗り込んだ。

美加「何があったの？」