蝶凛3 Never Say Never




雅「町をなんとなく歩いていたんです




すると前から男が来て…“彼女は今頃廻されてるかな?”


そう言って笑いかけてきました」




廻すって…




雅「急いで探し、たどり着いたのはこの学校でした



そして、いろんなところを見て回ったら、保健室で…」





そこで少し目を伏せ




雅「レイプされていました」




小さくそう言った






雅「それから急いで連れて帰りました…



そこにいた連中を殴って、殴って、殴って…」




グッと拳を握りしめる雅…





雅「彼女は病院の精神科に入院しました



今はもう退院しましたが…」






そう言って遠くを見つめながら続ける




雅「そんなことがあって1週間もしないうちに、理事長に会い…



脅されました」





< 290 / 651 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop