蝶凛3 Never Say Never



フウッと大きく息を吐き、泣きそうになるのを落ち着かせた



少しすっきりしたところでたしは口を開いた



蓮香『まずは…皆はここの理事長についてどんなことを知ってる?』




そう言ってあたしは皆を見渡した


恭「会ったことねぇ…」


恭がまず初めに呟いた


あたしも会いたくはなかったよ…


それに皆が軽く頷きながら、今度は晃佑が口を開いた


晃佑「顔隠してるから声しか知らねー」


あたしもここで軽く頷いた


あたしがいつも会う時は大きめのサングラスをしているから顔があまりわからない



そして、いつも笑ってい唇が、何を考えているのかを掴めさせない…


雅「ハッキングしても、見つかりませんでした…」


そこで皆は悔しそうな顔をした


きっとケイは凄腕の情報やを雇っている筈だ…


あたしもよくつかめなかったし…




陸「俺もよく知らねー、けど」


そう言って陸は少し考えこんだ


蓮香『一応言ってみて』


そう促すと、陸は口を開いた



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