蝶凛3 Never Say Never
≪殺して!!早く!!今すぐあたしの目の前から消してよ!!≫
大好きだった、あの声があたしに叫んでいた
殺して、と
怖くて、怖くて…
死にたくなったのに…
≪おばあちゃんが自分の前で死んだのはあの子の所為でしょ?
だったら生きてる方が辛いでしょ?
だから、殺さないで≫
そう言ってニヤリと残酷に笑った大好きだった筈の顔
あたしを見向きもせずに、去って行ったあの後ろ姿…