蝶凛3 Never Say Never



乾いた音が響く


「うぁっ…」


と、声を漏らすのは…



東お姉ちゃんの前に立っている慶一郎


慶一郎はさっき別の場所にいたからかばったのだろう


東「慶一郎!!」



と言って東は慶一郎の体を支えようとするが、無理で、一緒に倒れこむ



奴らは“主の息子”である慶一郎を打った


だけどうろたえる様子を見せない…




それは慶一郎の父がさっきそれを許していたからだろう



もう、どこから聞いていたかなんてどうでもいい







争いが、始まる
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