不思議な神様達&新選組
「一ノ宮さんも?」

一番驚いているのは真梨だった。

「『も』ってことは…まさか坂桜も?」

真梨と一ノ宮は顔を見合わせ数秒見つめ合っていた。

「どんな力が使えるのですか?」

「僕は一番得意な力は結界を貼ること。坂桜は?」

「私は…いろんな力が使えますが、その中で得意なのは、雷・風を操ることと治癒の力です。」

真梨が話し終えると同時に、一ノ宮と真梨の鍵が光り、2人は目を合わせ頷くと首から外した。鍵は宙に浮くと襖が少し開きその間から通って庭の方へ向かった。
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