不思議な神様達&新選組

真梨花は真梨の肩に手をのせてから、ね?と言い微笑んだ。

「確かに…似てますね。真梨が微笑んだら真梨花さんみたいになるんですかねぇ。」

沖田は2人を交互に見ながら言った。

「でも細かく言えば、私はお姉ちゃんの欠けた存在です。」

「欠けた存在?」

土方は呟いた。

「そう…。お姉ちゃんには無くて私にはある。」

「真梨は…笑うこと?」

平助は言った。

「当たりです。」
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