不思議な神様達&新選組
そう言うと真梨花はしゃがみ込み、吉田の足を蹴り真梨花の後ろにいる沖田に寄った。

「沖田さん?大丈夫ですか?」

「……ま…り…?」

「今は真梨花です。すみません私は治す力はないのでちょっと待っててくれませんか?治す力はお姉ちゃんしか無いので。」

《真梨花、総司に鍵かけて。》

真梨花は了解というと沖田の首に鍵をかけた。

《これで少しは大丈夫。》

「で…次は…吉田さん?」

「お別れの挨拶はすんだか?」

「誰がお別れですか?お別れするのは吉田さんですよ?」

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