不思議な神様達&新選組
真梨は急いで部屋へ行こうとすると、沖田に手を捕まえられた。

「総司?」

「言い逃げですか?」

笑顔だけど目が笑ってない。

「は、腹黒い…。」

「誰が腹黒いんですか?」

沖田は真梨を抱き締めた。

「あ、あの?」

「僕も真梨が好きです。」

「え?今なんて…。」

「だから僕も真梨が好きって言っているんです。」

「総司………。」

沖田は真梨の耳元で、

「これからも一緒に居てくれませんか?」

腹黒くて悪戯好きで甘味を恋仲にするほどの馬鹿だけど、優しくて一緒にいるととても楽しかった。
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