不思議な神様達&新選組
「それと、これ着とけ。」

パサっと頭の上に乗った布をとって見ると…

「袴?」

「そうだ。着物はなくてな。平助の使い回しだが…」

「あ、ありがとうございます…。」

「着替えたら出てこいよ。」

土方達は、部屋に出た。

真梨はノソノソと布団から出てすぐに着替えて、土方のところに行った。


ご飯を食べるらしき部屋…今でいう食堂で…。

部屋の前に来ると真梨は首飾りの鍵を握った。

それに気付いた土方は、

「大丈夫だ。心配するな。」

土方は真梨に行くぞと言って、平助等のあとに続いて入り、真梨も入った。

中にいた隊士が一斉に真梨をみた。

「何故女が…。」
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