不思議な神様達&新選組
真梨は必死に落ち着こうとした。だが、コントロール出来ず、あまりの痛さに倒れ込んでしまった。

『真梨!』

土方・沖田・藤堂は真梨に駆け寄ろうとした。

「来たら駄目です…。」

真梨は目を瞑って鍵を握り、深呼吸をした。
すると風が止み、電気は止まった。

「真梨!大丈夫ですか?」

3人は真梨に近寄った。

「一応大丈夫です。自分の力で自分を殺しそうになりました。」

真梨は起きようとした。でもさっきの電気で、一時的に体に力が入らない。

「平助、私さっきの電気で力が入らないんです。抱っこしてくれませんか?」

あ~あ、愚かだなぁ…自分。

「本当に大丈夫?あんまり無理しないで。もしも真梨になんかあったら俺、心臓止まるよ~。」
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