不思議な神様達&新選組
土方はどんどん新しい血が流れる真梨の左腕をきつく近くにあった包帯で巻いた。

「土方さん上手ですね。でも私怪我してもすぐ治るのでこんな事しなくてもいいんですよ?明日か明後日になったら跡形もなく治っていると思いますから。」

「それでもだ。この傷に菌が入ったら下手すりゃあ死ぬかもしれねぇんだ。」

いつの間にか帰って来た沖田は真梨の隣で、

「すみません…。僕が隣にいながら…。」

沖田は今にも泣きそうだ。

初めて見た…。沖田が泣きそうな顔。

真梨はそんな沖田に自ら抱き締めた。

「どこが総司のせいなんです?自分が傷付くのは操れてない自分が悪いんです。これ…前に土方さんに言ってましたよね?」
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