星からの贈りもの
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その頃俺らは夕飯を
食っていた。
「なぁ、兄貴さぁ…」
「ん?なんや龍。」
「秋野の事、好きやろ…」
「想羅?好きやで」
「ほんまか…」
「なんできいたん?」
「好きやから…」
「想羅のことを?」
「あぁ…」
「そっか。ライバルやな」
ちょ、まてよ…
「なんやねん…」
完璧、俺不利やんか。
同じクラスで隣の席の
龍なんかに敵うはずがない。
龍が羨ましいわ…
「兄貴が羨ましい」
突然そんなことを言った龍。
「は?」
「メアド知っとるんやろ」
「うん。龍知らん?」
「あぁ。」
そうか…
よかった…メールがある…
少しは勝ち目がある…