オタクな私とチャラ男のアイツ
お兄ちゃんの秘密?!
「かっこいいー!」
今日も私の叫び声で家族が目を覚ます―
「はああぁああ 今日もレン様かっこいいー!」
朝の7:00
部屋に貼ってある特大ポスターを見ながら目をはーとにしてるのは
プリキュアに憧れる幼稚園児ではなく…
本来なら彼氏の一人でもいても良いのだが
彼氏の"か"の字も
見当たらないのはもう高校一年生である
(ほっといてくれ!)
「やっぱり 彼氏なんてレン様以外無理ー!」
叫びつつ急いで制服に着替える
「來未ー レン様がかっこいいのは分かったから早くご飯食べなさい」
朝食を早く食べろと急かす母
「はぁーい」
(毎日うるせーよ\(^O^)/)
急いで一階に降りる…