家族の時間
麻子があかりの話しをしている時に、あかりは沙織と買い物をしていた。
「あかり、披露宴に着る服を買うから付き合って!!」
お茶をしている最中、沙織が急に言った。
「私は、結婚式を辞めるのよ。」
「七恵になんていうの?」
沙織はあかりに言った。
「五十嵐さんにまた連絡してもらうの?」
あかりは黙ってしまった。
「和宏さんがまたプロポーズしてくれよ。」
「そうかなぁ?」
「さぁ、披露宴に着る服を買うから付き合って。」
沙織が立ち上がった。
あかりも立ち上がった。
「どんな服を着たいの?」
「え〜と、翔さんにあわせられる服。」
沙織が恥ずかしそうに言った。
「スーツだよ。普通…だよ。けど、渉と翔はスーツを新調するよ。けど、黒がいいよ。」
あかりは笑いながら言った。
「ミニスカートにしようかなぁ…。」
沙織がデパートに入った。
あかりも後を追った。
「楽しみ〜!!」
あかり達は上の階に言った。
< 111 / 201 >

この作品をシェア

pagetop