家族の時間
あかりが帰って来た時、和宏と拓海と樹緒が帰ろうとしていた。
「俺と樹緒は駐車場で待ってる。」
拓海が駐車場に向かった。
「あかり、もう一度言うよ。」
和宏はあかりの前に立った。
「僕と結婚して下さい。」
「…はい。」
あかりは返事した。
「ありがとう。」
和宏はあかりを抱きしめた。



夜、麻子は健太に話しをした。
あかりは再び、和宏にプロポーズされた事を話した。
「そうか…。ありがとう。けど、これで二人の絆も強くなった。」
麻子は健太の言葉に頷いた。
「樹里亜ちゃんと淳美ちゃんがあの事を話したいそうだ。…七恵ちゃんが披露宴に出てくれるそうだ。」
「もう一度、嵐があるみたいね。」
麻子が呟いた。
健太は麻子に言った。
「麻子さん、もう大丈夫だよ、あの子達。」
麻子は頷いた。
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