家族の時間
吾郎の声に、あかりが振り返った。
「チョーびっくり!!」
あかりがすごくきれいになったので、光や真吾はびっくりしていた。
「ありがとう。」
あかりが礼を言った。
「着物3人娘はどう?」
麻子が衛達に聞いた。
「馬子にも衣装。」
「こら!啓悟!!」
真穂が叫んだ。
「冗談だよ、すごく綺麗です。」
啓悟が照れながら言った。
「ありがとう。」
志穂がお礼を言った。
「きついのなら言っていいのよ。」
麻子が志穂と美奈子に言った。
「大丈夫よおばさん。」
美奈子が返事をした。



健太は屋上にいた。
「支配人、今日は晴れてよかったですね。」
ウエディングプランナーの真田とお手伝いの鞠子がいた。
「もうそろそろお時間ですが…。」
「真田さん、鞠子ちゃん、本当にありがとう。」
「おじさん、まだ、これから本番です。」
鞠子は笑顔で言った。
「そうだな。下に降りよう。」
健太と真田と鞠子は屋上から階下におりていった。
健太は少し寂しさを感じ始めていた。
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