家族の時間
花束贈呈。
そこまで泣かなかった、父、健太と母、麻子が泣き始めた。
新郎の父の挨拶中も、あかりの言葉を思い出して泣き続けた。
こんなに感動した結婚式はなかったのか、沙織と愛美と七恵も泣いていた。
新郎の母ももらい泣きをするほどだった。
そして、あかりと和宏の温かい披露宴は幕を閉じた。
全員が最後に温かいのものが心に残った。
そんな披露宴ができて、あかりと和宏はしあわせだった。
スタッフも二人の笑顔が見れて、本当に嬉しい疲れになった。
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