家族の時間
お風呂に入った真穂はリビングにいる麻子の隣に座った。
「チビ達は眠ったの?」
真穂の質問に麻子はうなずいた。
真穂は髪の毛をふきながら志穂を見た。
真穂の前にお風呂に入った志穂は、髪の毛を乾かしていた。
そして、美奈子て話しをしていた。
「どうしたの?」
自分を見ていた真穂に気がついた志穂が聞いた。
「いや、志穂が美奈子とずっとしゃべっているから…。」
志穂は少し照れて顔を下に向けてしまった。
「真穂。」
麻子は声をかけた。
「何?」
真穂は麻子の方に向いた。
「…何でもないわ。」
しかし、真穂は麻子が言いたい事がわかっていたのでうなずいた。
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