家族の時間
健太の隣にあかりが座った。
「お父さん。」
あかりは健太のそばを離れない。
あかりは健太にいろいろ話していた。
「お父さん、うれしそうだね。」
あゆみが麻子に言った。
麻子はあかりの隣に座った。
「仲間に入れてちょうだい。」
麻子がちょっとからかう気持ちで言った。
「お母さんは聞いただろ?今度は私の番だ。」
健太が麻子を立たせた。
麻子と見ていたあゆみ、あかりが笑い始めた。
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