あくまで天使です。
五日目 一日教師~後篇~
そしてべリアルの顔もろくに見えないまま放課後を迎えた。
時々、「おいナギサ………」堂々と話しかけてくるのだが、そのたびに自然と顔とテンションがおかしくなり逃走してしまう。
何だこれ?何なんだこれー!
どう頑張ってもまともに会話すらできない。
泣きそうになりながら部活で鍛えた足の筋力で部室へダッシュ。
冷水器の水をがぶ飲みしながら向かったのに、まだ部室にはだれもいなかった。
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五日目 一日教師~後篇~