君がくれたもの
大事なもの
作り笑いが得意
気を遣うことが得意
周りと合わせることが得意
自分というものを
持っていなかった
家族にだって
友達にだって
彼氏にだって
いつも、いつも
気を遣って言いたいこと
なんて言えなかった
自分が臆病だから
何も言えない
ずっとこれからも
そんな風に生きていくと
思ってた
でも
「自分を大事にしろよ」
君がそう言ってくれたから
私が一番大事にしなくちゃ
いけなくて、でも一番大事に
していなかったのは「自分」
なんだってことを君は私に
教えてくれたね
「でももし真由が自分を大事に
出来ないなら俺が真由を大事に
してやるよ」
ずっと欲しかったのは
この言葉だったんだ
君はもういないけれど
私は今日も自分を大事に
してるよ
ねえ、康太どこかで見てくれてる?
今日も私は君のことが、