はしばみ色のはなし
ガラッ!!

『あったかー!』

「やっぱ暖房きいてるね」

「あ、先生!ハロー!!」

三橋 羽瑠
(みはし はる)

が、すでに教室に居た英語教諭に一声挨拶をする


『あー、今日アルバ先生かー』

「ハロー。涼帆」


アルバは涼帆達の通う中学の英語教諭で、3ヶ国語を話す知的なイタリア人男性だった


「寒そうだねー」

「Si
今日は厚着で来たんですけどね…」

『分かる分かる!
あたしも凄い寒いよ』

「すずほ、」

アルバは冗談で両手を広げて微笑む

『……アルバかっこいいーっ!!』


目の前にある厚手のパーカーに隠された大胸筋に耐えきれず涼帆はアルバに抱きついた

「ははっ」

「ずるいよ涼帆!」

「キモイよ大胸筋フェチっ!」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
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