紅蓮の炎 ~第1章~
蛇将軍の手には、丸いエネルギーの

塊みたいなのが出来上がる。

「君、名前は何?」

「名前は、グレン」

「君がグレン君か~。
グレン君、君はここで死ぬ。
憎むなら、親を憎んでね。」

「えっ・・・
親を?
どうして?」

「おしゃべりしすぎたかな。」

蛇将軍は、エネルギーの塊

を投げてくる。

僕は、目をつぶる。

僕は、死んだ・・・


いや!
死んでない!!

僕の目の前には、炎の壁ができている。

エネルギーの塊は、炎の壁にぶつかり

消えたみたいだ。

「やっぱり君は、危険だね。」

炎の壁の向こうから声が聞こえる。


炎の壁が消え、蛇将軍が見えてきた。

蛇将軍の手には、

さっきの10倍ぐらいの大きさの

エネルギーの塊があった。

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