紅蓮の炎 ~第1章~
その人は、僕の横に降りてくる。

まるで空中を歩くように。

いや!

浮いている!

その男は、空中に浮いていた!

「あなたは?」

なんて冷たい目なんだ。

今にも、僕は殺されそうな気がした。

男は、目を蛇将軍に向けると

もう一度、手にエネルギーの玉を作り始めた。

蛇将軍は、震えている。

そして向きを変えると、

最初に出てきた光の扉に走って逃げていく!

「逃がすか!」
男の手からエネルギーの玉が飛んでいく!

エネルギーの玉は蛇男の背中に命中した。

すると蛇男の体は、溶けて行った。


僕は、それを見届けた後、気を失った。
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