見えない恋形


私はふと窓の外に目をやった。


校門からは見るからに新しい制服を身に纏った中1や制服を乱した高校生たちが入ってくる。


そのなかに目立つ茶髪の先輩がいた。


「智枝ちゃん、小野田先輩いるよ。」


私はその茶髪の小野田先輩を見ながら智枝ちゃんに言った。


「え!!??どこどこッ!!???」


智枝ちゃんは私の言葉にすぐ反応し、窓に張りついた。


「あ、本当だ//今日もカッコいぃー///。あ゙、また香奈先輩いるし!!」


智枝ちゃんが言ってるのは小野田先輩にくっついてる女の先輩のことだろう。


あんまし先輩に興味のない私でも香奈先輩といるのはよく見る。


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