あなたと同じ空の下…。
翔は、歩いて帰るからといい車を降りた。



私は、翔に手を振り公園をあとにした。



家に帰り、豊に電話をかける。



「なにしてたんだよ。電話に出ろよ。」



「ごめ~ん。マナーモードにしてて気づかなかった。」



嘘・・嘘ついた・・・



「なにか用だった?」



「今、学校の友達とカラオケきてんだけど、ティナも呼ぼうと思ってさ!」



そんな気になれないよ・・



「え~カラオケ?ゆっくり楽しんできて。家でゆっくりしてる」



「そっか。わかった。じゃ~な」



電話を切り、深くソファーに座る。




「翔・・・。豊・・・。どうしたらいいの・・」

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