あなたと同じ空の下…。

目覚ましが鳴る・・



朝だ・・瞼が重い・・



鏡を見る。



「最悪な顔・・・」




私は、シャワーを浴びながら昨夜のことを思い出す。



溜息の連続だ・・


重い気分で身支度をする。


「いってきます」



仕事なんて行きたくなかった・・


そんな気分になれなかった・・



「今日は休んじゃお・・」


公園へ向い、店に電話した。



「すみません、店長。熱が出て、お休みいただけますか？」



「大丈夫？ティナちゃん、ゆっくり休んでいいよ！」



店長は私の嘘に気付かない・・



自分で嘘つきのレッテルを張った。




シートを倒し、空を見上げる。



天気がよく、腫れた瞼に刺激を与えた・・・



先のことを考えても、先がわからなかった・・・




「どうなるんだろ・・」



みんな私が悪いんだ・・・



傷つけてばっかだ・・・



豊、ごめんね。