あなたと同じ空の下…。
どれくらい時間がたったのだろう・・


私はいつの間にか眠っていた


「ブーン  ブーン」



携帯が鳴る


あきからだ・・・


「もしもし?ティナ?大丈夫?熱あんの?」


「うん。大丈夫・・・ずるしちゃった・・・」



「なんかあった?仕事終わったら連絡するから!じゃーね」




空を見上げる・・・




空って、晴れだったり、曇ったり、雨だったり、雷だったり・・・


冷たい雪降らせたり・・・



オレンジ色に染めたり



なんか、人の心みたい・・・



私はぼんやりと雲が流れるのを見つめていた・・・・



私は、なにをどうしていいかわからなかった



翔と豊を追っている、ずるい女だ・・・





< 32 / 60 >

この作品をシェア

pagetop