あなたと同じ空の下…。

胸騒ぎがする



「ブーン　ブーン」


「豊だ・・・」


「ティナ出なよ。」


「うん・・」



「もしもし・・」


「俺・・・・今から翔と話つける。
場合によっては・・・俺、翔になにするかわかんね！」



「何いってんの？　　やめて！！
私が悪いの！！　　　お願いやめて！！」



「お前しかいないんだよ・・・俺にはお前しか・・・・
悔しいんだよ・・・翔にとられるのが・・・」



「・・・・。わかったから、お願い・・・」




「もう、翔と会わないなら。
会わないって約束してくれるなら、やめる」






「・・・・・。わかった、もう翔とは会わない」




胸が張り裂けそうだった・・




「ごめんな。俺、こういう事しかできねぇから・・・」




「・・・・うん」



「もうお前を絶対離さないから・・・もう一度俺のところに戻ってきてほしい」




返事をするしかなかった。



私が悪いのだから・・・