あなたと同じ空の下…。
夕暮れの公園のベンチに座り、翔を待つ。


遠くから、みなれた姿が目にはいる・・



「ティ〜ナ!ごめんな〜!待ったろ?」



いつもの笑顔で私のそばにくる


「超〜待った〜!」



今日は翔とたくさん笑うんだ




「ジュース買ってきた!飲もうぜ!」



「ありがと~!」



私たちの目の前を、お母さんと手をつないだ小さな子どもがはしゃいでる。





「なぁ・・・俺達の5年後はどうなってるかな?」





翔は親子を見ながらつぶやく




「きっと、幸せになってるよ」




私は翔の幸せを願った・・・




そして翔の隣には誰がいるんだろう・・・



その人は幸せだなって思う




「お前は絶対幸せになれよな」



「なりたいね」




「俺・・・お前を幸せにしてーな!」




私は心の中でごめんねっと呟いた




私は翔を選べない・・・






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