あなたと同じ空の下…。
「年下なんだ…なんか、かわいいなって思ってた。
ていうか香取慎吾の声に似てる~!』




『マジ?言われたことないけど・・』



「似てる!!すご~い!私、香取慎吾の大ファンなんだ!!」



「ど~も。香取慎吾で~す。こんな感じ?」



「うんうん。そうそう。」



私たちは話がはずんだ。



「俺達なんか気が合うな!やっぱり付き合ったほうがいいよ。」




「彼氏いるっていったじゃん!それに、会ったことないでしょ?」




なぜか、電話が楽しくて、翔といつまでも話していたい。



… なんでだろう。





『わかった…あきらめる』



(え・・・?やだ・・なんでだろ・・)




『明日一度会ってくれたら、あきらめるね。だから明日会ってくれる?』



『あっ…うん』



(返事してしまったぁ…)




『マジで?嘘?やったぁ〜!』



翔は、電話のむこうではしゃいでる。




そんな翔は本当にかわいかった。



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