神人〜世界を繋ぐ扉〜
持っていなかったが、こうして三人を見ているとまるで夢のようで、頭の中では三人と過ごした時間がずっと流れている。
失ったものは大きく、得たものは何も無い。戦いというのはそういうものだが、認める事が出来ない。
バースはある覚悟を決め、ヘウ"ンの隣にしゃがんだ。今から行なう行為は神への冒涜だが、私の何かが失って済むなら、神なんて怖くない。
「バース…?」
神書を開くバースにヘウ"ンが声をかける。
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