恋バナ!
2人の背中はとても小さく見えた。
縮まってて、猫背で・・
他にも、いろいろあるんだけど・・
あたしはなぜだかその場を立ったものの、
どうしていいか分からずにいた。
2人にはあんなこと言ったけど、
自分はどうなんだろう。
自分は、人の恋をずっと応援してたっていえる?
胸を張っていえるの?


いえないよ?


あたしは心をキリキリと痛めた。
そして教室を後にし、足を動かした。
外は部活動で忙しい。
友達や何やかんやも、部活動に熱心に取り組んでいた。
熱心に取り組むとかじゃない。
だけれど、応援はその熱心に入るんじゃない?
あたしは考えた。
それでもなんだか違くて、頭をフル回転させた。

あ、る、よ、?


天使がささやいたような気がした。

あたしは1つだけ、単純に簡単なことを頭に描いた。
< 12 / 23 >

この作品をシェア

pagetop