恋バナ!
「恋バナ部、いざ出陣!!!」

叫んだのはもちろんのこと、あたし。
「おっおー!!!」

「しゅつじーん!!!」

あたしたちは、女子にできることを精一杯やることを誓った。
そして、愛ある部活、にしようと手を合わせた。


相談室――――



ある日のこと、あたしが練っていた計画を2人に打ち明けた。

「相談室???」

「そうそうっ恋の相談とかするやつ。結構恋バナ部って感じしない?」

「それよか、相談室になってると思うよ」

「あっごめー!!」


恋バナ、じゃないよな~相談室じゃぁ。
けど、その話を快く呑み込んでくれた2人。
あたしは深くうなずいては2人を見た。

「そいじゃぁ、作戦練ろうか?」

「えっ?」

あたしたちは秘密の計画を話しあった。
怜雨にはもちろん教えない。
怜雨のための、計画だし!!


女子のためにできることをやる、

  
        それが恋バナ部。教訓1。

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