アリスと子ヤギ達〜食べ過ぎは…〜[企画・もしアリス]
「コイツの事か!?」
と、頭上からさっきの声がしたので、恐る恐る見上げると、大きな熊が、顎が外して気絶した兄狼をブラブラさせていた。
「あの時の…。」
と、呟く私に熊は笑顔で頷いた後、
「よく頑張ったな!」
と、褒めてくれた。
私をもう襲えない兄狼を見て、熊に声をかけられて、私は全てを理解した。
お母さんヤギは、子ヤギを3匹だけ私の援護用に残して、熊に助けを求めてくれたんだ。
そして、さっきの振動は丸呑みにされている私を吐き出させていたんだと…。
と、頭上からさっきの声がしたので、恐る恐る見上げると、大きな熊が、顎が外して気絶した兄狼をブラブラさせていた。
「あの時の…。」
と、呟く私に熊は笑顔で頷いた後、
「よく頑張ったな!」
と、褒めてくれた。
私をもう襲えない兄狼を見て、熊に声をかけられて、私は全てを理解した。
お母さんヤギは、子ヤギを3匹だけ私の援護用に残して、熊に助けを求めてくれたんだ。
そして、さっきの振動は丸呑みにされている私を吐き出させていたんだと…。